ホームページは、作っただけで効果が続くものではありません。
長く放置されたホームページは、見た人に「この会社は今もきちんと動いているのか」という不安を与えやすく、信頼低下や問い合わせ機会の損失につながります。さらに、WordPressやサーバー環境の更新が止まっていると、見た目以上に大きなリスクを抱えている場合もあります。
ただし、ホームページを放置しているからといって、必ずしもすぐ全面リニューアルが必要とは限りません。まずは、掲載情報が古くなっていないか、スマホで見づらくなっていないか、保守やセキュリティ面に問題がないかを確認し、優先順位をつけて見直すことが大切です。
大事なのは、「そのままにしないこと」です。
小さな修正や定期的な確認だけでも、ホームページは十分に立て直せます。自社で対応できる部分は無理なく進め、難しい部分は制作会社や保守管理の専門家に相談しながら、少しずつ改善していきましょう。
この記事では、ホームページを放置することで起こるリスク、見直すべきサイン、優先して手を付けるべきポイント、自社で対応できる範囲と制作会社に任せたほうがよい範囲まで、順を追って分かりやすく解説します。
ホームページを放置したままで大丈夫?まず知っておきたい基本
ホームページを放置してしまう理由の多くは、「忙しい」「やり方が分からない」「担当者がいない」「わかる人がいない」「今の状況を判断できない」というものです。これは珍しいことではなく、更新が止まったままになっているケースはよくあるのが現状です。
ですが、中には実は問題が起きている状態のまま放置されているサイトも多くあります。そこに気づけないままさらに放置していると問題が起きてしまう事になります。
まずは自社サイトが次のどれかに当てはまらないか、確認してみてください。
- お知らせや実績が1年以上更新されていない
- 営業時間、料金、サービス内容が今と違う
- スマホで見ると読みにくい、操作しにくい
- 問い合わせフォームが使いづらい、または不具合がある(動いていない等)
- WordPress本体やプラグインをいつ更新したか分からない
ひとつでも当てはまるなら、見直しを始めるタイミングです。
ホームページを放置すると起こる5つのリスク
1.情報が古いと会社やお店の信頼が下がる
ホームページは、初めてその会社やお店を知る人にとっての第一印象です。古い情報が残ったままだと、「今も営業しているのか」「この内容は本当に正しいのか」と不安を与えてしまいます。更新が止まったサイトは、管理が行き届いていない印象につながりやすく、第一印象から悪く見られてしまいます。
特に、所在地・営業時間・料金・サービス内容などにズレがあると、「ホームページで見た内容と違う!」ということで、信頼低下だけでなく、問い合わせ時の行き違いやクレームにもつながります。せっかく問い合わせをいただいても信頼低下になってしまわないように事前に、避けられる内容は対応がおすすめです。
2.SEO評価が落ちて検索で見つけてもらいにくくなる
ホームページを放置すると、検索順位にも悪影響が出やすくなります。検索後に表示された情報が古い情報で本来知りたい情報とは異なる場合、他の情報を見に離脱してしまいます!せっかく表示されても、古すぎて役に立たない情報や異なった情報が放置されたままでは、クリックされない、クリックされてもすぐに離脱されてしまう事で総合的に評価が落ちてしまいます。
古くて使いにくいページは、競合サイトに比べて不利になりやすいということです。
検索順位が下がれば、検索からの流入が減り、結果として新規の問い合わせや見込み客との接点も減っていきます。
3.問い合わせや採用の機会を逃しやすくなる
ホームページは、単なる会社案内ではなく、ネット上で24時間常に見られている営業への窓口や採用の入口でもあります。古いデザインや情報不足、誤った情報、問い合わせの不具合などがあると、見込み検討時点で候補から外されてしまう場合があります。
企業サイトでの放置は、問い合わせ減少や機会損失につながりやすくなってしまいます。
4.スマホで見づらく、使いにくいサイトになりやすい
古いホームページは、スマホ最適化が不十分なことが少なくありません。文字が小さい、ボタンが押しづらい、画像が崩れている、見にくい、表示が遅いといった問題は、ユーザーの離脱につながります。今は多くのユーザーがスマホで情報を確認します。パソコンでは普通に見えても、スマホで見づらければ、それだけで大きな損失です。
5.WordPressや古い環境の放置でセキュリティ事故が起こりやすくなる
見た目以上に注意したいのが、システム面の放置です。古いWordPressのバージョンやプラグイン、WordPressのテーマは、脆弱性を狙われるリスクが高くなります。放置されたWordPressやテスト用サイトが攻撃対象になりやすいことも話題になっています。
もし改ざんやマルウェア感染が起これば、サイト停止だけでなく、企業の信用回復にも大きなコストがかかります。
放置すべきでないホームページと、急いで直すべきサイン
すべての放置サイトが同じ緊急度とは限りませんが、次の状態に当てはまる場合は、早めの対応をおすすめします。
まず、お知らせや実績が長期間止まっている場合は、訪問者から見れば「今も活動しているのか分からない」状態に見られてしまいます。
次に、スマホで見づらい、表示が遅い、デザインが極端に古い場合も要注意です。自分の所はまだ見れるから大丈夫と思っていても、競合は改善していることも多く、印象が悪く見られてしまう恐れがあります。放置したままでは離脱率の上昇につながります。
さらに、サービス内容や料金、会社情報が現状とズレている場合は、放置の中でも優先的に修正すべき内容です。
誤情報は信用問題に直結します。加えて、WordPressやサーバーの管理状況が分からない場合は、見た目に問題がなくてもリスクが高い状態です。古い環境の放置は、気づかないうちに危険を抱えている可能性があるので気をつけましょう!
放置ホームページを立て直すために最初にやるべきこと
ホームページを見直すと聞くと「全面リニューアルしなければ」と考えがちですが、最初から大がかりな対応をする必要はありません。
大切なのは、優先順位を付けて、小さく直すことです。
最初にやるべきことは、現状把握です。掲載情報が今の事業内容と合っているか、お知らせの情報は古くないか、問い合わせフォームは正常に動くか、スマホで問題なく見えるか、WordPressやプラグインは更新されているかを確認します。
まずは現状把握を行いましょう。
次に、修正の優先順位を決めます。おすすめは次の順番です。
1つ目は、誤情報の修正です。会社概要、営業時間、料金、サービス内容、連絡先など、事実と違う情報は最優先で直します。
2つ目は、安全面の確認です。WordPress本体、テーマ、プラグイン、PHPバージョン、SSL対応などを確認します。HTTPSの安全な接続は、検索エンジンの案内でも確認すべき要素として挙げられています。
3つ目は、見た目や導線の改善です。スマホで見やすいか、問い合わせボタンが分かりやすいか、必要な情報にすぐたどり着けるかを見直します。
ここまでやってみて、部分修正で十分改善できそうなら、必ずしも全面リニューアルは必要ありません。逆に、構造が古くて更新しづらい、スマホ対応が弱い、デザインや導線を根本的に見直したい場合は、リニューアルを検討する価値があります。
自社で対応するか、制作会社に任せるかの判断基準
ホームページの見直しで迷いやすいのが「自社で直せるのか、それとも外注すべきか」という点です。
自社で対応しやすいのは、テキスト修正、お知らせ更新、写真差し替え、会社情報の見直し、よくある質問の追加などです。管理画面の操作に慣れていて、定期的に確認する人がいるなら、このあたりは社内で進められることも多いでしょう。
一方、制作会社や保守管理の専門家に任せたほうがよいのは、WordPress更新、エラー修正、サーバー設定、SSL対応、表示速度改善、セキュリティ対策、スマホ最適化などです。
特にWordPressの放置による脆弱性は近年も注意喚起が続いており、古い環境の扱いに不安がある場合は、無理をしないほうが安全です。
判断の目安はシンプルです。
社内に更新できる人がいるか、定期的に時間を取れるか、技術トラブルに対応できるか。
この3つに自信がない場合は、少なくとも保守や点検だけでも外部に相談したほうが安心です。
ホームページ放置を防ぐために、今日からできる運用のコツ
放置を防ぐために必要なのは、大きな仕組みではありません。まずは、月1回だけでも確認日を決めることです。
更新できなくても、「今の情報は正しいか」「問い合わせフォームは使えるか」「スマホで崩れていないか」を見るだけで、放置状態は防げます。
確認項目は、会社情報、サービス内容、お知らせ、問い合わせ導線、スマホ表示、WordPress更新状況の6つ程度に絞ると続けやすくなります。
全部を完璧にやろうとすると止まりやすいので、まずは小さく始めることが大切です。
自社サイトの現状確認を行い、情報の小さな見直しから始めることが重要です。
どうしても不安が大きい場合は、いきなり全面リニューアルを考える必要はなく、まずは現状診断や部分修正、保守相談から始めるだけでも十分です。
小さな改善でも、ホームページの印象と使いやすさは確実に変わります。
まとめ
ホームページを放置すると、見た目が古くなるだけではなく、信頼低下、検索順位の低下、問い合わせ機会の損失、スマホでの使いにくさ、セキュリティリスクなど、事業に直結する問題へ発展しやすくなります。
ただし、気づいた時点で対策を始めれば遅くはありません。
まずは、掲載情報が今の事業内容に合っているか、お知らせは更新されているか、スマホで見やすいか、SSL対応されているか、WordPressや保守状況に問題がないかを確認してみてください。
誤情報の修正や最低限の保守だけでも、ホームページは十分立て直せます。
「このままで大丈夫かな」と感じた今こそ、見直しのタイミングです。
全面リニューアルではなくても構いません。まずは小さな修正から、一歩ずつ整えていきましょう。
WEB-Re(ウェブリ)では無料診断も行っておりますので、ご自身での判断が難しい場合はお気軽にご相談ください。


