多くの事業者さんに話をうかがうと「ホームページは作ったけど、最近は更新していない」「問い合わせも減ってないし、今は困ってない」と、このような状態が多いです。
ホームページは置いておくだけでも動いているように見える反面、水面下でトラブルの芽が育つことがあります。

この記事では、ホームページを放置するリスクとしてよく起こる問題を整理しつつ、放置しないための対策(自分でやる・外注する)方法を解説します。

結論から言いますと、ホームページを放置すると「集客の機会損失」だけでなく「信用低下」や「セキュリティ問題」など、事業に直結するリスクが増えます
そして、これらはある日突然起こりうることが厄介なところです。

最低限の点検と継続的なメンテナンスで、防げるものも多いので早めに手を打つのが安心です。

放置することで起こる変化

ホームページは、名刺や看板と違って「環境」が変わります。
たとえば、次のような変化が積み重なります。

  • WordPressやプラグインなどのシステム更新
  • サーバー側の仕様変更(PHPのバージョンなど)
  • ブラウザの更新による表示崩れ
  • 迷惑メールや不正アクセスなどの攻撃手法の変化
  • Googleの仕組み変更による検索結果の変動

つまり、「前は問題なかった」が通用しにくいんです。
放置することで、知らないうちにズレが大きくなり、気づいた時には復旧に時間も費用もかかってしまうという流れが時間の経過とともに起きてしまいます。

よくある失敗・放置した場合のリスク

ここからは、特に小規模事業者さま・個人事業主さまに多い ホームページを放置することで起こるリスクを5つにまとめました。

リスク1:問い合わせ・予約の機会損失が増える

よくあるのが「フォームが壊れていた」「メールが届いていなかった」問題です。
本人は気づきにくく、気づいた時には「実は数ヶ月、問い合わせを取りこぼしていた」なんてことも良くあります。
フォーム送信テストや通知メールの確認を定期的に行っていないことで起こりやすくなります。

リスク2:信用が落ちる(情報が古い・見づらい)

営業時間、料金、住所、スタッフ情報、施工事例などが古いままだと、訪問者は不安になります。
特に「お知らせが止まっている」「最後の更新が何年も前」「スマホで見づらい」は、サービスの良し悪し以前に、ちゃんと運営している会社なのかな?と思われやすいポイントです。ホームページに記載の営業時間に行ったけど閉まっていたなどは信用が落ちてしまいます。

リスク3:検索順位がじわじわ落ちる

更新が止まっているだけで即アウト、という話ではありません。
ですが、放置が続くとよくありません。

  • 情報が古くなる
  • 競合が新しい情報を出す
  • ページが増えず評価が伸びない

などが重なって、結果的に検索からの流入が減るケースがあります。
特に地域ビジネスは、競合の更新頻度で差がつきやすいです。

リスク4:セキュリティ事故(改ざん・乗っ取り)のリスクが上がる

WordPressを使っている場合、更新を止めたままだと脆弱性(弱点)が放置されやすくなります。
その結果、サイトが改ざんされて怪しい広告が表示されたり、知らないページが大量に増えたり、スパムメールの発信元になっていたり、サーバー会社からWEBサイト停止の連絡で気づくなど、最悪の場合は検索結果に「危険なサイト」と表示されることも。
こうなると復旧だけでなく、信用回復にも時間がかかります。

リスク5:突然表示されなくなる・エラーで動かなくなる

サーバーの仕様変更や更新タイミングのズレで、ある日急に「画面が真っ白」「エラーが出て管理画面に入れない」ということがあります。
この状態になってから慌てて対応すると、原因の切り分け(どこが悪いか調べる)に時間がかかり、事業の動線(問い合わせ・予約・採用)に直撃します。
状況によっては、復旧にも時間が掛かってしまいます。

対策・選択肢の提示

放置リスクを減らす方法は、大きく 「自分でやる」か 「外注する」の2つです。
どちらが正解というより、体制と優先度で選ぶのが現実的です。

自分でやる場合

【メリット

  • コストを抑えやすい
  • 変更したい時にすぐ対応できる
  • サイトの仕組みに詳しくなれる

【デメリット

  • 更新・バックアップ・セキュリティなど、やることが意外と多い
  • 本業が忙しいと後回しになり、結局放置になりやすい
  • トラブル時に切り分けが難しく、復旧が長引くことがある

最低限やっておきたいこと

  • 月1回:更新(WordPress/テーマ/プラグイン)、バックアップ
  • 月1回:フォーム送信テスト、表示チェック(スマホ含む)
  • 随時:営業時間・料金・実績など、重要情報の更新

外注する場合

【メリット

  • 更新や監視を任せられて、本業に集中できる
  • トラブルの予防・早期発見がしやすい
  • 相談先があるだけで精神的にラク

【デメリット

  • 月額費用がかかる
  • 作業範囲(どこまでやってくれるか)の確認が必要
  • 依頼の仕方によっては反映までに時間がかかる場合もある

外注を選ぶ場合は、「何をどこまで対応してくれるか」を事前に明確にするのがポイントです。
更新だけなのか、バックアップや復旧まで含むのか、軽微な修正は月に何回までなのか。
ここが曖昧だと、双方がストレスになりやすいです。

最後に

ホームページは、放置していてもすぐ壊れるとは限りません。
ですが、ホームページ放置のリスクとして次の5つが起こりやすくなることを覚えておきましょう!

  • 問い合わせ・予約の機会損失
  • 信用低下(情報が古い・見づらい)
  • 検索順位の低下
  • セキュリティ事故のリスク増
  • 突然のエラーや表示不可

大きなトラブルほど「起きてから」だと負担が増えます。
小さな点検とメンテナンスを習慣化するのが、いちばん堅実です。

もし「やった方がいいのは分かるけど、本業が忙しくて手が回らない」「何から見ればいいか分からない」と感じているなら、外注という選択肢も現実的です。

特に、更新・バックアップ・簡単な不具合チェックなど最低限の安心を整えるだけでも、放置リスクはかなり下げられます。

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まずは「今のサイトだと、何がリスクになりそうか」を把握するところからでもOKです。
必要な範囲だけ整えていきましょう。